ノロジカメモ

2016年 京都造形芸術大通教で博物館学芸員資格を取得した時の記録

おすすめ書籍(履修ふりかえりその1)司書さんがすごい

これを読んでいるかもしれない方へおすすめ書籍(日比谷図書文化館の司書さんがすごい)

博物館学を学ぶにあたり、レポートで最低1科目2館以上の調査やワークショップへの参加があり難儀でしたが、単位修得試験対策もなかなか良い資料が無く苦労しました。

博物館学前半4つ、博物館概論、経営論、資料論、情報・メディア概論までは大学の配本と放送大学のテキストを基礎にして必要なものは国会図書館で関連図書を拾い読み。京都造形の配本と放送大学のものが酷似していてしかも内容が古くて参考にならず(テキストのせい(笑))、関連図書や論文の大半は、どこかの引用が多用されていて目を通した数はかなりの数だったのに収穫は少なかった。

そこで(自分は本を選ぶセンスがないと判断し)蔵書数が限られてるから司書が厳選してるぜっていう公立図書館で、優秀な司書がいそうな日比谷図書館に場所を移し、後半の単位修得試験4つ、展示論、資料保存論、教育論、生涯学習論の対策は、そこで出会った学文社博物館学シリーズで学習。

学文社のシリーズは、博物館学で出てくる言葉の定義や理論が明確で、配本のように一番大事なところがうやむやになってないところが良かった。結局後半の試験4科目しかお世話にならなかったのですが、最初からこのシリーズで勉強していたらもうちょっと成績が良かったかも知れなかったと思った。あと、難解だった教育論と生涯学習論は「博物館教育論(大堀哲,水嶋英治著)」「博物館教育論(黒澤浩著)」が解決してくれました。

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